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L.P.D写真展 “Whispers of Nature” 無事閉幕。

更新日:5月20日

石川県金沢市、 X-STATION KANAZAWA(フジカラー北陸)のギャラリーで行われた「L.P.D写真展"Wihspers of Nature"」が3/19に、無事終了しました!


僕自身、主体となって写真展を開催するのは初めてだったということもあり、本当に良い経験をさせてもらったと感じました。

声をかけていただいたフジカラー北陸の奈良さん、野田さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。







展示までのきっかけ

今回の展示企画は、X-STATION KANAZAWAさんにおいて、GFXの取り扱いや販売をより強固にするためのPRの一環として持ち上がった企画。

X-STATION KANAZAWAさんはフジカラー北陸が運営する地元金沢にある店舗で、プリントサービスの質がとても良く、実機販売・展示やギャラリーでの定期的な写真展などを開催されていて、普段から僕が個人的によく利用し、仲良くさせていただいているお店です。



そんな時、全員がGFXシリーズを使うという全国でも稀なグループ(自称)でもある僕たちに写真展をしないかとお声がかかったわけです。

もちろん、二つ返事で引き受けました。他2人の確認もとらずに笑


しかし二人に話を持ちかけた時、2人とも快諾してくれたのをよく覚えています。

元々L.P.Dでいつか写真集や写真展をやりたいねと話していたので、手始めにやる写真展が、"メーカーが絡んでくれる写真展"というのは今後の活動において、僕らにとってもかなり有益な話だったのです。


そこからは展示の内容や、ビジュアルイメージ、ZINEの作成などの作成を進めていきました。展示内容やタイトルなどに関しては僕らに一任させていただきました。1月末頃から準備を進めていたのですが、僕は本業とは別に抱えている写真の仕事や予定など色々重なっていたのもあり、正直とてつもなく大変でした...

更にこの時、"L.P.D the MAGAZINE"の執筆も進めていて、我ら3人はてんやわんやしてたと思います。

寝る間も惜しんでやっていたので、そのせいか体調を崩し数年ぶりに風邪を引いたり...

一応、僕が引っ張ってきたお話だったので、「俺がやらなきゃ...」という責任感はあったのですがまじ途中でやめようかなってぐらい忙しかった...(写真業界において忙しいのはとても良いことだけども!)


初の写真展の感想

それでも、X-STATION KANAZAWAさんのサポートもあり、なんとか無事展示も開催できました。遠方からはるばる来場くださった方、偶然みかけて寄ってくださった方、また、いつもお世話になっている友人各位。

最初は金沢で展示、ということに人もそんなに集まらないだろうなという一抹の不安があったのですが、こんなにも全国から足を運んでいただけることに僕たち自身が一番驚いています。富士フィルムさん側もこんなに若い年齢層が集まっていて驚いたと言っていたほど。


本当にいろんな方に足を運んでいただきました。

SNSなどで交流はあっても初めてお会いする方もたくさんいました。

展示数は諸事情で少なかったのですが、「物足りない、もっとたくさん見たい」という言葉がとても嬉しく、同時に少しだけ申し訳なく思いました...笑

皆さんがかけてくださる優しい言葉に僕たちはとても救われたと思います。

写真展をやって良かったと心から思いました。


会場の様子


また、今回のプリントやパネル加工など全てをX-STATION KANAZAWAさんに行っていただいたのですが、そのプリントの質感たるや。

今回は全倍サイズで面質はクリスタル。その質感はGFXの質に見慣れている僕らでさえ、驚きのクオリティでした。

写真は印刷してこその写真だなと、改め体感させられることになりました。


また会場で販売していたZINEも好評で良かったです。

売れ残り分はオンラインにて販売しますのでアナウンスをお待ちください。




ギャラリートークイベント

今回、X-STATION KANAZAWAさんの提案でギャラリートークも開催しました。

やはりこの日の会場が一番賑わっていて、人の多さに圧倒されるところでした。

一応、東京のヒカリエで大勢の前で喋る機会が一度あったので、その感覚を思い出しながらイベントに備えました...上手く喋れていたかは分かりません!


怪しいセミナーの講師 Misaki Nagao(Photo by モリサキさん@kazuya_morisaki)


やはりCP+に登壇した者の面構えは違う(Photo by のぶさん@n.o.b.u.32)


かみしまさんのこんな真面目な顔見たことない(Photo by のぶさん@n.o.b.u.32)


この日に合わせて来場してくださった皆さんからの大量の差し入れはありがたく3人で等分して頂戴いたしました。本当にありがとうございました!

ギャラリートークの内容は、写真の構図や撮り方などの解説。僕の写真では狙い通り、「どうやって撮ったかわからない」「これなんですか?」という言葉がたくさん投げかけられ、大変気持ちよかったです。全て赤裸々に解説させていただきました。


また、この日はFUJIFILM本社の方が取材として、このギャラリートークイベントを取材してくださいました!

後日その取材記事が公開されたらまたお知らせします。楽しみ。

公開されました!

反省点

今回、少し失敗したなと思ったのは芳名帳です。

芳名帳の用意が前日ギリギリになったのもあり、デジタル化し、会場に設置していました。

提案してくれた友人には事前に「記入率が下がる」と忠告を受けていたのですが、やはりというか、案の定、記入率は来場してくれた方の20%ほどだったように思えます。

通りすがりのご年配の方なんかは特にこのQRコードの存在すら認識していないんじゃないかな〜と思いました...笑

やるにしても、もっと大きくするとか、会場入り口に分かりやすく設置するとか、後からこうすれば良かったという点がたくさん出てきました。

次回開催するときはこの反省点を活かし、より良い展示になるように努めます。




まとめ

今回、この展示をきっかけに新たな課題もたくさん見えてきました。

次はもっと規模の大きい展示をするべく3人とももっと頑張って活動していきます!

また二人にもかなり負担をかけたと思います。

なんだかんだ色々やってくれるかみしまさん、写真以外の事に対しての決断力が皆無なので(僕も😂)、2人で撮影行くときはいつまでもどこでご飯を食べるか決まらないけど、こと写真関係においては、無限に湧き続ける写欲とアイデア、インスピレーションでいつも刺激をもらっています。彼は僕より年上なのですが、この人ほんとに年上だっけ?ってなるぐらいいつも仲良く接してくれます。おかげで毎年いくつ年が離れているのか本当に忘れます。何歳になったんですか?彼の精神年齢は17歳です。

写真に関することはもちろん、登山術から普段着や撮影着に関するファッションセンス、恋愛相談、仕事の話など、何でも話せるし年上ならではの経験値量から教わることはとてもたくさんありました。出会ってから7,8年になりますが、成人してから出会う人の中で一番多くの時間を過ごしたと思います。まさに"相棒"でした。これからもお世話になります。


遠方にも関わらず在廊のために来てくれたしょちゃさん、3年前、L.P.Dに入ると決断してくれて本当にありがとうございます。

彼も僕より年上ですが、いつも敬意を持って接してくれているのが伝わってきます。

優しい見た目とは裏腹に写真に対する情熱がものすごく、彼が新しい写真を投稿するたびに感銘を受けてしまいます。写真の成長曲線がえげつない角度になっていますきっと。

今では著名な外国人フォトグラファーをアテンドしたり、CP+でFUJIFILMブースで登壇したり、どんどん雲の上の存在へと変貌を遂げていて、もはや嫉妬心なんてチープな感情は消え去りました。

それでも彼の中に潜む少年心は僕らと波長が合うのか、くだらない話やなんでもない話でよく笑っているのを見てうれしく思います。かみしまさんとサッカーの話で盛り上がっていて僕はいつも置いてかれます。この人もきっと精神年齢が17歳でしょう。

あといつも遠い地に撮影へ行くとお土産を買ってきてくれます。好きです。

突然始まった関係性ですが、これからも仲間として、友人として仲良くしてください。


3人の中で一番年下な僕ですが、年下だからといって馬鹿にせず、対等に接してくれる彼らには感謝しかありません。

本当にありがとうございます。またこれからも色々な場面を共有して写真を楽しみましょう!


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